Shun Sasano




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Profile



  • Mar. 2010 Graduated Shonan High School
  • Mar. 2016 B.E. The University of Tokyo (Department of Materials Science, School of Engineering)
  • Research



    ダブルペロブスカイト型酸化物のリチウムイオン伝導特性

     現在,リチウムイオン電池の電解質として高分子型イオン伝導体が広く普及している. しかし,高分子型イオン伝導体には液漏れや腐食,小型化の限界などの問題があるため,新たな電解質として無機酸化物の固体電解質が大きな注目を集めている. 無機酸化物は電気化学的・熱的な安定性に加え,液漏れや腐食などの危険性も少なく,衝撃や振動に対しても強い特徴を有しており, 薄膜技術による小型化の可能性も有している.
      無機酸化物において最も期待されている電解質としてダブルペロブスカイト型構造を有する(Li3xLa(2/3)-x□1/3)-2x)TiO3 (0 < x < 0.16,□:空孔) (LLTO)がある. これまでのインピーダンス測定の結果から,リチウムイオン伝導を阻害する原因として,粒内に形成されている90°ドメイン境界の存在,および多結晶体特有の粒界の存在が明らかとなっている. バルクとは異なる特異な構造を持つ粒界がイオン伝導を阻害することは容易に想像できるが,どのような粒界構造がイオン伝導のピンニングになっているのかは明らかではない.
      本研究では,ナノスケールでのイオン伝導の計測が可能な走査プローブ顕微鏡(SPM)を用い,ESM法によりLLTOのバルクおよび様々な粒界におけるリチウムイオン伝導率の計測を行う. さらに同一の領域から,SEM-EBSD法により結晶方位を明らかにすることによって粒界構造とリチウムイオン伝導率の関連性を明らかにすることを目的とする.



    Publication list



    Publication

  • S. Sasano, Y. Shimbo, R. Ishikawa, T. Kimura, Y H. Ikuhara, N. Shibata, Y. Ikuhara, "Local Li-ion Mobility of Polycrystalline Oxide Electrolyte," AMTC letters, 5 (2016) 176

  • Conference

  • S. Sasano, Y. Shimbo, R. Ishikawa, T. Kimura, Y H. Ikuhara, N. Shibata, Y. Ikuhara, "Local Li-ion Mobility of Polycrystalline Oxide Electrolyte," AMTC5, WINC AICHI (Aichi, Japan), May 12 2016 (poster)